発達障害の分類/精神遅滞・境界領域知能
最終更新日: 2009-05-10 (日) 16:24:57 (1106d)
精神遅滞・境界領域知能(Mental Retardation:MR、Borderline Mentality) †
20世紀の初めから精神医学では、「精神薄弱」という疾患名が使用され、とくに日本では、行政や法律で数十年にわたり、精神薄弱という名称で対策がなされていました。
精神遅滞・境界領域知能(知的障害)、話す力やことばの理解形を認識する力や、周りの状況、自分の状況、を理解する力などの知的な能力が年齢に比して全体的に低いレベルであり、社会生活をしていく上で、周りの理解と支援が必要な状態を精神遅滞(知的障害)といいます。
知的能力を心理発達テストで評価し、IQ0~35は重度精神遅滞、IQ35~50は中度精神遅滞、IQ50~70は軽度精神遅滞とされます。IQ70~85は境界領域知能とされ、明確な知的障害とはいえず、環境を選べば、自立して社会生活ができると考えらていますが、状況によっては周りの理解と、支援が必要なレベルである。
基本的な対応として、まず、子どもの知的能力を客観的に把握すること、子どもに合った教育環境を整えることが必要。その子なりの努力や得意なところを認め、認めたことは、子ども自身にも、また、周囲の子どもたちにも伝わるようにすることも大切。境界領域知能(知的障害)の方の社会不適応やストレスにも理解が必要です。
