発達障害の治療/薬物療法③
最終更新日: 2009-05-10 (日) 18:33:48 (1106d)
薬物療法その③ †
《多動、不注意、衝動性が著しいとき》
中枢刺激剤であるメチルフェニデート(リタリン)が約8割で効果を示しますが、活動的な良い面もなくす可能性があるので慎重に使います。
具体的には、一般的に1回投与量0.3~0.5mg/kgを朝1回、あるいは朝昼の2回服用します。有効なのは服用後4時間前後ですので、状況によっては午後少量を追加することもあります。
副作用に食欲不振、吐き気、頭痛、動悸、興奮、チックなどがあります。その他、少量の抗精神病薬、抗てんかん薬が有効な場合があります。
※リタリンは、アメリカを中心に、注意欠陥/多動性障碍(ADHD)の治療に用いられている中枢刺激薬です。日本では、ADHDの治療用として特に子供に対して処方される薬はこのリタリンがほとんどでした。アメリカでは、これまでの使用経験からは、ADHDのおもな症状でもある、不注意、多動、衝動性、そして攻撃性に対する効果が認められており、70~80%の子供はこの薬で何らかの効果があると言われています。
又、リタリンは短時間(通常3~4時間)しか作用しません。
不適応を生じやすい学校での時間をカバーする為に、朝1回、あるいは、朝・昼2回の服用が一般的です。
