発達障害の診断方法/発達障害の診断方法④
最終更新日: 2009-05-10 (日) 19:09:42 (1106d)
発達障害の診断方法その④ †
【ロールシャッハテスト】
ロールシャッハテストとは投影法検査となります。
10枚の刺激図版からなる、左右対称のインクのしみが印刷されている図版です。5枚は無彩色、残り5枚は彩色図版です。
検査方法は、次の3つの観点からなりたちます。
・「反応領域」(刺激のどこの部分を見たのか)
・「決定因」(どんな刺激特徴を見て反応が形成されたのか←色?形?陰影?)
・「反応内容」(刺激から何を見たのか?)
三つの観点から見た上で、「体験評価」←形態水準(刺激との適合度)と平凡反応の2側面で行ないます。
さらに、
・「状況分析」(検査者と被検者との関係性を通じて解釈する)
・「構造分析」(反応数など数量的データ)
・「継列分析」(10枚の図版に対する反応を、時間的流れのうちにみていく)
を行ないます。
左右対称のインクのしみ。無彩色、赤・黒の2色、複数の色彩を用いたものがります。検査を受けるは、それぞれのカードについて、どのように見えるかを、口頭で答える。その後、どこに、なぜそのように見えたのかについての質問をします。
決定因、反応内容、形態水準などの量的分析、クラスター分析、サイン・アプロ一チ(目隠し分析の一種)、系列分析、プロトコル分析など。
の言語的表現に依存しているため、検査を受ける方が言葉にしない分野については分かりません。注意事項は、実施者の熟練が必要。実施者と被験者との関係が影響しやすい。
また実施には時間がかかります。モザイク解釈(断片的解釈で被験者の全体像が見えない)になりやすい。などの注意点があります。
